比較舞踊学会 第32回大会報告
日 時 2022 年10 月16 日(日)対面開催
テーマ 芸能の担い手と伝承
会 場 明治大学駿河台キャンパス
≪一般研究発表Ⅰ≫
座長:村松香織(東海大学)
1.クラシックバレエのデュエット教育についての一考察
砂原伽音(カノンバレエアカデミー)
2.虚血循環生理学に基づくバレエ障害治療の臨床試験報告
―原因の特定できないバレエに伴う疼痛の緩和療法について―
里見悦郎(武蔵野美術大学)
3.ダンカン・ダンスの指導法―実践事例 Hortense Kooloris の指導を中心に―
森田玲子(川村学園女子大学 名誉教授)
≪一般研究発表Ⅱ≫
座長:木村はるみ(山梨大学)
4.日本への八佾舞伝来の可能性を考える
鈴木祥江(学習院大学/三田徳明雅樂研究會)
5.ケンブリッジ学派による伝統雅楽批判を考える
三田徳明(学習院大学)
6.舞楽「納曾利」の民俗学的研究
三田千尋(和洋女子大学大学院)
≪一般研究発表Ⅲ≫
座長:中村恭子(順天堂大学)
7.近年の琉球舞踊における舞台公演の動向
―国立劇場おきなわ自主公演(2004 ~ 2021 年)を中心に―
樋口美和子(沖縄県立芸術大学芸術文化研究所)
8. 琉球舞踊における流派・会派の実態
小橋川ひとみ(名桜大学)・花城洋子(比較舞踊学会)
≪一般研究発表Ⅳ≫
座長:西郷由布子(国際基督教大学)
9.津軽地方の民俗芸能「荒馬」の踊りの比較
沼倉学(宮城教育大学)・佐藤節子(宮城教育大学)
10.秩父郡小鹿野歌舞伎三番叟の伝承の意味
―映像と紙資料から判別する系統・型・動作より―
安倍希美(北里大学)・今西ひとみ(帝京科学大学)
11.地域伝統芸能の児童への伝承プロセスにみる幼児表現の応用
今西ひとみ(帝京科学大学) 安倍希美(北里大学)
シンポジウム 芸能の担い手と伝承:「男芸」と「女芸」
シンポジウムの着想と目的
座長・コーディネータ: 波照間永子(明治大学)
≪特別講演≫
近代における「女流能」の成立と展開:女性の能と「芸術」という理想
伊藤真紀(明治大学文学部 教授)
≪事例報告≫
歌舞伎舞踊における歌舞伎の女方との関係性と日本舞踊への発展の一考察
森田ゆい(東京立正短期大学)
韓国伝統舞踊における「舞童(男楽)・女伶(女楽)」の一考察
蔡美京(明治大学アジア太平洋パフォーミング・アーツ研究所)
「阿波踊り」における女芸の変遷
小林敦子(明治大学)
≪一般研究発表Ⅴ≫
座長:澤田美砂子(日本女子大学)
12.新体操の沿革と1980 年代ブルガリア作品が現代へ付与したもの
―採点規則と舞踊に焦点をあてて―
山本里佳(明治大学大学院情報コミュニケーション研究科/国士舘大学)
13.熟練アスリートの認知機能について―芸術スポーツに焦点をあてて―
渡邊奈々(昭和大学スポーツ運動科学研究所)・ 天野勝弘(環太平洋大学)
≪一般研究発表Ⅵ≫
座長:高野美和子(日本女子体育大学)
14.2.5 次元ミュージカル『テニスの王子様』における舞台演出
潘ワンテイ(明治大学大学院情報コミュニケーション研究科)
15.舞踊作家は振付過程で何を語るのか
杉山千鶴(早稲田大学)
新型コロナウィルス感染の終息が予測できないため、2020年度比較舞踊学会大会は開催を中止することとなりました。